Atsuko Arai

新井 厚子__美術家。京都府出身、在住。グラフィックデザイン、版画を学んだ後、1994年スペインに渡西しバルセロナ、マッサナ美術学校で立体、空間芸術を学ぶ。バルセロナをベースに欧米、日本各地で制作活動を続け近年日本に拠点を移す。地域の特性や文化、習慣、また場所の持つ意味や移動から発想をえた作品を多く制作。参加型アートプロジェクトを多く手がけコミュニケーションを道具としグラフィックや映像など様々な媒体を用いて制作発表している。
 スペインのタラゴナ近代美術館、バスク写真美術館などで個展、越後妻有大地の芸術祭、国際芸術センター青森などで展覧会参加。スペインのコミュニケーションに焦点を当てたアート活動イデンシタット、教育と現代美術を軸に活動するアートセンター、エクスペリメンテム・アンブラート、ビルバオ近代美術館などで企画ワークショップや展覧会を行う。カタルーニャ文化省、ボティン財団、ラモンジュル文化財団、野村財団などで芸術家向け助成を受ける。またドイツ、フィンランド、ルクセンブルグ、カナダ、日本などでアーティスト・イン・レジデンスに参加多数。